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January 28, 2005
■白川幸司 初期作品群■
■白川幸司■
1967年12月28日、宮崎県生まれ。27歳の時に映画監督になることを決意し、仕事を辞め、イメージフォーラム研究所の20期として入所。翌年も特待生として在籍。その卒業制作である「意識さえずり」(1997)、「ヒダリ調教」 (1999)において彼は、8mmのフィルムの限界に挑戦した。これらの2本の映画は、1999年および2000年のロッテルダム国際映画祭およびバンクーバー国際映画祭でワンプログラムとして上映され、好評を博した。映画評論家のトニー・レインズは99年に「この年の日本映画で最大の発見」と白川幸司の登場を称えた。続いて「獣の処刑」(2000)、「ファスナーと乳房」(2001)などの作品を立て続けに発表し、その全てが多くの国際映画祭で上映され、高い評価を得た。圧倒的な制作意欲、高いクオリティーおよび作品性が評価され、また、DVフォーマットをいち早く導入し、それが映画作品に到達することを証明し、国内外に広く知れ渡る様になる。そして2001年、「眠る右手を」の制作の機会を得る。
「意識さえずり」 The Sight Behind The Bandaged Eye(1997/8mm/23min) 
成長を止めた兄と白川幸司との精神的な繋がりを描くセルフドキュメンタリー。意識が境界線を越えた時に、何かがやって来る。それを作品に収めている。バンクーバー国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、バンコク国際実験映画祭招待、レットランジェ国際映画祭招待、調布フィルムフェスティバル入賞、ロンドン国立フィルムシアター。
「ヒダリ調教」 Discipline For The Left-Handed(1999/8mm/56min)
自殺した母親の遺品の鏡台。鏡の向こうで母親の監視が始まり、白川幸司の発狂と創作も始まる。左利きを矯正された思い出から、やがて妄想のヒダリ世界が部屋を占領していくのだった。バンクーバー国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、バンコク国際実験映画祭招待、イメージフォーラムフェスティバル入賞、イタリア・ペサロ国際映画祭招待、ロンドン国立フィルムシアター。
「獣の処刑」 The Beast(2000/DV-NTSC/58min) 
芸術家気どりの自分自身を戒める為、映像作家、音楽家の友人の自殺の為、そして何よりも芸術そのものを葬る為の儀式的3部構成の作品。この獣とは人間を追いつめてしまう芸術の事。横浜美術館収蔵、バンクーバー国際映画祭、イメージフォーラムフェスティバル招待。
「REC」 REC(2000/DV-NTSC/18min)
誰も居ないはずの部屋。主人公は常に誰かに見られている。ソレが現れた時、主人公は子供の頃の事が脳裏によぎるのだった。ゲーム「ルーマニア203」の番外編。テレビ東京「東京ラリレロ映画祭」最終回トリで放送。
「ファスナーと乳房」 Zipper and Tits(2001/DV-NTSC/70min) 
喪失感を抱く、カラダを売る男女のオムニバス2編。なぜ2人は別々のラストを迎えてしまうのだろう。幸せの在処について描く。東京国際レズビアン&ゲイ映画祭、ロッテルダム国際映画祭、ブリスベン国際映画祭、イメージフォーラムフェスティバル招待、他多数。
過去の主な上映 The FORMER MAIN PROJECTIONS
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投稿者 HUE : January 28, 2005 12:42 AM [ 上映情報]
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