« 指命手配?! | メイン | 青い部屋出演パート2 »



December 07, 2004

5nights&6days

10月02日土曜/マチコ上映

18:30 コンペ受賞式

さて、バンクーバー国際映画祭(VIFF)は、アジア映画を多数上映する映画祭として予てから欧米での国際映画祭において確固たる地位を築いてきたのだが、今年からは更に、メインのコンペ部門が“アジアの新人”対象になり、その度合いを強めた。因みに、過去5作品をVIFFで上映している白川監督は勿論、対象外。

で、白川監督と共に会場であるVisa screening room@Vogeu Theaterに向う。ここもVIFFのメイン会場の一つ。さすがコンペの受賞式とあって、会場のチェックも他の上映よりは厳しく、またドレスアップした御婦人の姿が目立つ。

そういえば、この授賞式を含めて、今日の我々のスケジュールは過酷らしい。でも、あんま良く知らないので、通訳のエミさんを見つけて色々聞くが、やっぱり、あんま良く分からない。ので、ポールを見つけて聞いてみると、こと細かに教えてくれる。この人は本当に何でも知っている頼りになる人だ。

 

会場は、舞台を囲んで二階まである客席が円形に並んでいる木造の立派な劇場。ちと驚く。シックな演出と、フランクな雰囲気に、この映画祭の感じの良さが表れていた。

で、コンペはと言うと、なんと!PFFグランプリの高橋泉監督「ある朝スウプは」がグランプリを受賞!すごい!めでたい!日本映画の力を世界に知らしめる快挙!このニュースが日本でも広まって、日本映画とそれを担う我々若手に注目が集まれば、と思う。

19:30 中華料理屋へ 

で、ポールに言われるまま授賞式を中座し、高橋監督を始め、日本チームが揃って中華料理屋に向う。いや、めでたいので呑む。呑む。呑んで良い感じになった頃、ポールが耳元で囁く。そろそろ上映ですよ。そぉう、そぉう。今から「マチコ」の上映だった。しかし酔っちった。ポールは、トニーも酔ってギリギリまで呑んでようなんて言ってるよと困り顔。

21:15 スクリーニング  

やべ〜遅刻しちゃうよと、白川監督、トニー、ポールと、関係者数名とで劇場に急ぐ。

劇場はGranville CINEMA。開場前に着いたのだが会場には既にお客様が入っている。のに、なぜか画面調整をしている。どういうこと?と思いつつ、ま、いっかと座ろうとしたら、画面の設定はこれでいいのかと聞いてくる。どうもこうも静止画(しかも、なぜかウェイターズが並んでいるところ)じゃ分からんのだが、とりあえず縦横比は明かな間違いなので訂正する。お客様が入っているので動画チェックするわけにもいかないし、そもそもチャックするなんて話は聞いていない。第一、俺、酔ってるし。

と、日本の女性二人組から話しかけられる。明日、取材のアポがある“バンクーバー新報”の藍さんと、「マチコ」予告編を放送して頂いた“Nikkei TV”の泉田さんであった。いままでメールのやりとりで仕事を進めていたが、勿論、初対面。初めまして。お世話になっております。

観客は結構の入り。で、今回は短編なので上映後のティーチインは無く、上映前の御挨拶。トニー司会、ポール通訳の下、白川監督が舞台に呼ばれる。拍手。俺は酔ってるから遠慮しとこうと思ったら、呼ばれちゃったので恥ずかしいなあと思いつつ行く。

上映前の御挨拶なのに、話好きの白川監督は例によって長く喋る。しかも通訳を通すから時間が掛かる。賞味10分ぐらいは掛かった。前回の「眠る右手を」を観ているお客様も多いので、白川監督は「マチコ」制作に至った経緯などを中心に話す。相変わらず、カナダの人は身を乗り出す様にして興味深そうに聞いている。

で、上映開始。面白い。なにが面白いって、日本の上映とは受けの度合いが違う。皆、ゲラゲラ笑ったり、じ〜っと見入ったり、しんみり聞き入ったり、明確な反応が返ってくる。こっちが仕込んだ意図を100%理解出来てるのではと疑いたくなるほど素直なレスが付く。日本の上映では受けなかったような部分でも、受けまくっている。すげ〜嬉しい。

そういえば、昼間にケアロスタミの上映で会ったチャイニーズの女の子は観に来ていたのだろうか。本当は上映後に観客と話したりしたかったのだけれど、ポールに誘われるまま次の目的地に速攻で移動する。

22:00 GALAパーティ  

GALAパーティはVIFF期間中に数度開催される大パーティ。2年前は参加できなかったので、今年参加できるのを凄く楽しみにしていた。ちょっと格式が高いらしい。入場のチェックも厳しい。だが、酔ってる俺にはあまり関係が無い。呑みまくるぞ!

酒が呑めない白川監督は疲れているからとさっさと帰ってしまう。こういう場に来たら色々な人と話さないと損。酒呑んでるし誰とでもHELLOで会話が始まる。結構沢山の人と話したのだが、何分、酔っていたのであまり覚えていない。カナダ人のCMディレクターという人と話していたのは覚えている。「本当は僕も映画撮りたいんだ」と言っていた。

で、ホールを歩き回ってがぶがぶ呑んでへべれけになったので、日本人の人達に癒してもらおうと、日本人室みたいなところに行く。こういう異邦の地における日本人の結び付きは本当に強く、心強い。

ポールや久美子さんとゲラゲラ話している。と、横には田口トモロヲさんがいるではないか!酔って自制心を無くした俺は、友達かのようにトモロヲさんにタメ口きいて馴れ馴れしくする。本当に申し訳有りません。この場を借りてお詫び申し上げます。

酔った俺の勢いは止まらず、中国人の人達が歓談している席に闖入する。こっから先は本当に覚えていない。後でその時撮ったビデオを見たら、10人ぐらいの中国人と肩組んで歌ったりしていた。しかも俺が映っている。一体、誰がカメラを持っていたんだろうか… 彼らとは「GOOD LUCK!」とか言って別れた。やっぱ大陸の人は心が広い。

 

その後、日本人室に戻って呑んだのだと思う。この時は完全に酩酊状態。相当、粗相をしていたらしい。どうやって帰ったのかすら覚えていない。誰かに担がれながら「あんな警備厳しいとこで、あんなことしちゃ駄目っすよ!」とずっと説教されていたのはうっすら覚えている。

27:00 寝る

なんとか無事にホテルに帰れたらしい。こんなに酔うのは久しぶりだ。何より、記憶を失っているのが悔しい。色んな人に迷惑掛けたことを反省しつつ、倒れる様に寝る。


投稿者 井川広太郎 : December 7, 2004 07:50 PM  [ バンクーバー2004(更新終了)]

0 コメント / 0 トラックバック

トラックバックURL:http://www6.kiwi-us.com/~art/mt/mt-tb.cgi/153





コメントを投稿する












名前、アドレスを登録しますか?