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November 05, 2004

「ケイ」Spika撮影終了!

11/3、初台での病院内撮影を最後にケイの全てのシーンを撮り終えました!
いや〜、長かったぁ〜。撮影日はたったの4日間だったのになぜ?
それは私にとって初めての精神状態で臨むことになったからです。

ことの始まりは初日撮影前日、シナリオにない「前夜の夫婦のシーン」をエチュードで作ってみようということからでした。
この時はあくまでも、この家族関係のイメージを膨らませる為の練習と思い好き勝手に自由に動かせてもらいました。
監督、井川さん、福島さんと共にそれぞれの意見が積み重なり、ケイのイメージもぐんぐん広がりました。
翌日「よし、これでSpika世界につかれるぞ!」と気合い入れ臨んだファーストカットはシナリオにない昨晩エチュードでつくったシーン。
カメラが回り始め少しずつ「何かが違う、自分の芝居がから回っていく、、、」
夕べ監督達と共有したイメージから自分がずれているような
そうなんです、私の中ではあくまでもすでにあるシナリオ世界に昨日の体感したものをはめようしていたんです。
ところが監督はシナリオを超えるものを作ってもらおうと、役者が即興で作っていく世界を膨らませるという方向性に変更していたのです。(詳しくはSpika日記「トカゲ君へ」を御覧下さい)

この日から思っても見ないハードルが私の前に置かれました。
監督は「シナリオは見せない、現場で状況説明をするから、とにかく役になって」と「シン」との関係か変わったことで、「ケイ」の軸も分からなくなった私は動揺しました。
そして、最終的に『何も考えない』ということを選ばざる得なくなったのです。
本当に現場に入るまで、全く何も考えていかないなんて初めてでした。
1回目のリハーサルでは大きくずれていて180度変えられることもある意味開き直っていたものの、とても怖かったのは確かです。
そんな中「自分を信じなきゃ」と思えたのはたくさんのスタッフさんと共演者さんのおかげです
それは笑顔だったり、アドバイスだったり、かけ声だったり、、、
こういう人達に支えられているんだから大丈夫!
そう言えば撮影初日に福島さんにこんなことを言われました。
「女優になろうとして一人でがんばってないで、もっと白川さんを信じなよ」
その時は失敬な!信じているし、女優気取りしたつもりはないと思ったけど一緒にものをつくるとは、ぞれぞれが100%出したものをただ足すんじゃなくてそれぞれの力を繋いで線にしたり、円にしたりしていくんだなってこの撮影で気づきました。

監督の「かおるんには事前に何も与えない作戦!」
この作戦、何も準備していない中頼れるのは目の前のものにだけ。
このことからいつも以上の集中力を生んだらしく
おかげで、撮影中には気づかなかった体中の痛みとあざがお土産に、、( う〜、痛いよ〜。)

長く感じた撮影も終わってしまうと寂しいもの、なんてワガママなんだろう。
残る撮影、編集が無事に終わりますますように。
お疲れさまはまだ早いかもしれないけど、素敵な時間をありがとうございました。
そして『Spika』に会える日を楽しみにしています!
                                        
 かおる


投稿者 かおるん : November 5, 2004 12:33 AM  [ かおるん日記]

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